関数型言語 Pure マニュアル日本語版

関数型言語 Pure (http://code.google.com/p/pure-lang/)のマニュアルを日本語に翻訳しました。

配布パッケージに含まれる pure.txt (r3346, Apr 04, 2010) を原文としています。原文のライセンスは GNU FDLw:ja:GFDL)であり、私の日本語版も同ライセンスの下にあります。

reStructuredText でマークアップされたテキストファイルなので各種形式に変換できます。

Pure はヨハネス・グーテンベルク大学マインツの Albert Gräf 氏が開発した関数型言語です。最初のコミットが 2008/09/28 と比較的新しい言語ですが、前身である Q 言語(http://q-lang.sourceforge.net/)は 1992 年に発表されています。

これまでに若干ながら日本語でも紹介されています(Pure にせよ Q にせよ検索しにくいので、見逃しも多いかもしれません)。

現在は一応最後まで訳し通したという段階で、原文を残してあり、訳文内にも原語がだいぶ残っています。現段階で Pure に手を出している方は翻訳を必要としない方がほとんどと想像しますが、関数型言語についての理解を深めたかったのと、日本語の情報がほとんどない言語を一次ドキュメントから把握する練習のためにやっています。関数型の概念や Pure そのものへの理解も甘い部分が多い(しかも数学にも弱い三重苦)ですが、ご了承ください。

pure.txt を直しつつ purelib.txt 訳を進めたり最速マスター書いたり……できるといいなぁ。